バリュークリエーション株式会社と株式会社ロックオンの共催セミナーに参加しました。
第一部「戦略的DSP活用で売り上げを上げる!」講師:本間様(バリュークリエーション株式会社)
第二部「ここがヘンだよ!間違いだらけのWEBマーケティング 」講師:一木様(株式会社ロックオン)
今日DSPに注力するため、複数社のDSPを導入する予定でしたが、「各DSPの内部構造が不透明」「重複したアドネットワークへの配信による加重入札」など懸念が多く、その辺りを知識として明確にしたかった為、本セミナーに参加させて頂きました。
第一部ではDSPで“一体何ができるのか”非常に分かりやすくご説明頂き、社内で上申時にかなり参考になりそうです!
個人的にはSSP(Supply Side Platform)やRTB(Real Time Bidding)についての解説からDSP(Demand Side Platform)が生まれた経緯などを徹底的に説明する事によってスムーズな決裁をもらうイメージをしておりましたが、要はDSPで“一体何ができるのか”を説くのが一番合理的だと考え改めました。簡単に言うと“拡張”と“獲得”両方に適した媒体ですね。
それだけでなく、DSP運用でよく言われるクリエイティブの最適化についても言及され、私自身その認識があいまいでしたので非常に参考になりました。
DSPの長所はViewが計測できる点が大きく、それによってクリエイティブを差し替える事が可能。つまりユーザーに合わせて広告を切り替える事でコンバージョン率を上げるという事です。
CV率だけで言えばリターゲティングだけでなくレコメンドでの掲載も業種によっては非常に有用だそうなので当社でも検討しようと思いました。
あと、第一部でちょっとした備忘録ですが、Google検索が近々検索フォームをSSL化するようでそれによる様々なターゲティング広告への影響が気になる所です。この辺りは引き続き調査したいと思います。
次に第二部では、一木様の独特でシビれるトークに今回も感動しました。
Webマーケ体制について、「観測者が2名以上いた時点で衝突が起こる」や「共通言語(数値)で会話」など昨年初めて一木様がスピーカーのセミナーに参加してから感銘を受けて考え始め、今日では当社でも上司や現場社員への理解、運用体制など整えようとするキッカケが生まれそうになっております。
また、本日一番知りたかったDSPの複数社導入に関しても的確なご説明があり非常に分かりやすかったです。
それでも最後の質疑応答では念のため「複数社のDSPを導入するリスク」について質問させて頂きました。
私の考えとしては、1社のDSPでは網羅仕切れないアドネットワークを多少重複しても別のDSPを用いてカバーし、アドネットワークに抜けを作らないことがDSP導入の初期段階の考え方かと思っておりました。その際にどうしても「重複したアドネットワークへの配信による加重入札」の懸念が解消できず迷走しておりました。
質問への回答としては、今回の講師お二人とも複数社への出稿は不要とご教示頂きました^^;
どうやら有名どころのDEP1社だけ運用していればアドネットワークがほとんど網羅できているようです。
※↑表現が適切でないかもしれません。
根拠等はありませんが(基本的にDSPはブラックボックスなので;)、この業界の第一人者2名が謳うのでしたら信頼しようかと思います。
つまり配信数はだいたい要件を満たせているので、DSPの選定基準は配信方法で考えましょう。とご回答を頂きました。
という事で、上司にもこの辺りの説明を行う必要があります。私含めてみんな複数社DSPを導入する気マンマンでしたので(笑)
一木様は以前から何度かお会いしお名刺も交換しておりましたが、本間様は今回初めてお会いさせて頂きましてご挨拶もできて良かったです。本日のセミナーも非常に有意義な時間を過ごせました。